加茂総桐たんす

新潟県加茂市で桐たんすが製作され始めたのは1780年代。

加茂の大工が杉で箪笥を製作しました。後に1810年代からは

桐で製作するようになりました。

1820年頃には船積みされた箪笥が加茂川より信濃川へ出て東北地方へと

運ばれておりました。

こちらでは背の高いタイプの桐たんすをご紹介いたします。

すでにお着物をたくさんお持ちの方や、これから増えるとお考えの方にはもちろん、着物は少ないけどカシミヤやウールを収納したい方へは収納力ある背の高いタイプがお勧めです。

引き出しの数を変えたり、衣裳盆の増減などもできますのでお気軽にお問合せください。

左の和箪笥が下三大洋（したさんおおよう）　右の整理箪笥が六重三つ（ろくじゅうみっつ）合わせて夫婦箪笥です。

桐たんすにも多くの形がありますが、こちらが標準的な形になります。

箪笥の幅は三尺五寸（106cm）で着物を収納するのに最適な幅となっております。

婚礼にはもちろん、ご自身のお使い用にもお勧めできる箪笥です。

夫婦箪笥と紹介しておりますが、和箪笥・整理どちらか一棹のご注文も大歓迎です。

上台の観音開きの内部には衣裳盆が七枚と小物収納に便利な小引き出しが三杯入っています。
衣裳盆の上段には使用頻度の少ない物を入れ中段には良く出し入れする着物を、下段にはコートや袋帯などを収納、小引き出しには帯〆・帯上げなどの和装小物を入れます。
下台の大きい引き出しには、着物はもちろん重みのある帯類など収納しても良いでしょう。また和服に限らずカシミヤやウールのセーターなど害虫から守りたい物を収納するのに最適です。

上から引き違い戸、三つ割り小引き出し、大きい引き出し六段。
引き違い戸には小物やハンドバッグなど収納するのに大変便利です。三つ割り小引き出しは小物を整理収納するには欠かせません。
大きいい引き出しは内寸幅が約96cm ありますので畳紙を入れても両サイドに少しスペースが出来ますので出し入れが楽です。着物はもちろん洋服など普段着を収納するのにとても便利です。

パソコンの画面だけでは分からないので実際に見てさわってみたい

ホームページ上で販売されている全ての商品は無いのですが、常に展示商品はございますご来社頂ければご覧になることできます。ただし弊社は少人数で運営しております。極力留守にすることは避けておりますが、出張展示販売会や配達などが重なって稀に留守にする場合も考えられますので、ご来社希望の場合は事前にご一報くださいますようお願い申し上げます。

三尺五寸胴厚五ノ三上洋(さんしゃくごすんどうあつごのさんうわよう)

整理箪笥の上部が和箪笥になった感じです。

本体は三分割ですので戸建ての内階段でも二階・三階へ設置できます。

本体の厚さは胴厚ですので通常の桐たんすの厚さより厚くなっており本体の四隅を丸めた四方丸。台輪には畳摺りが付いております。棚板なども手の込んだ面取り加工を施しております。

引出し前は蟻組で後ろはホゾ組と高級仕様です。

上部の観音開きには衣装盆が四枚入っております。衣装盆一枚に一式またはお着物が三枚から四枚収納可能です。中段の小引き出しには和装小物の収納に便利な小引き出しが丁度よい高さにあります。その下はお着物はもちろん普段使いされる衣類などの収納に最適です。金具は飽きのこない七宝柄が付けられておりますが、お客さの要望で変更可能です。

三尺五寸胴厚上下開き(さんしゃくごすんどうあつじょうげひらき)

扉内部全て衣裳盆です。お着物だけを収納したい方へおすすめです。

扉を開ければどこに収納されているか一目で探せます。

深い引き出しではないので重みでシワになりにくいのも利点です。

胴厚は一寸の厚み(約30mm)で大きく面を取り本体の四隅を丸めた四方丸仕様。

側面の側板は上台下台木目を通しております。

製作は伝統工芸士が材料を吟味し妥協せずお作りいたしております。